【注意!】 設置状況ご確認のお願い
ストーブユーザー様 各位
いつも弊社のペレットストーブをご使用いただき、誠にありがとうございます。
弊社が製造するペレットストーブ「コンコード・オルコット」にて、
「逆火」と呼ばれる事案が発生しました。
「逆火」とは、燃料タンク内のペレットが炭化して、燃料タンクから煙が出続ける現象です。
<原因>
この現象は、「風圧帯」とよばれる建物の北面や西面の入り隅など、強風により空気の圧力が上がり、
正常な給排気ができない場所に給気口と排気口が設置されている場合に発生することを確認しております。
現地にて確認したところ、給排気筒の給気口と排気口が「風圧帯」にあり、
不完全燃焼により徐々に灰やペレットが溜まって燃料タンクに達し、逆火したと考えられます。
<対策>
対策として、排気筒を軒上まで立ち上げることにより、風圧帯を避けることとしました。
加えて、排気筒先端をHトップとすることで、より強風の影響を受けにくくしました。
なお、この排気筒の施工は、家庭用木質ペレットストーブ設置推奨基準 ver.2014-07
3)の④で定められた「配管の横引き距離は、立ち上げ距離の2分の1以下とすること
(詳細は各メーカー・輸入代理店の設置要領書に従うこと)」からは逸脱しておりますが、
社内試験の結果、問題なく排気できることを確認しています。
<お願い>
ご使用のペレットストーブの給排気筒の給気口と排気口が風圧帯に設置されている場合、
弊社または弊社販売店にご連絡ください。
尚、当社のストーブには正常に排気できない場合に燃焼を停止させる「排気センサー」などの
安全装置を搭載してます。
ご使用のストーブで「排気エラー(またはエラーB)」で停止した経緯のある場合につきましても
弊社までご連絡ください。
有限会社シモタニ
TEL:0576-52-3775
Eメール:info@shimotanicom